シニアの方とのお片付けで、こもれび日和が意識しているコト。 2023年02月27日(月曜日) お片付けサポート 収活 ・お片付け時間を長引かせないコト 人生の先輩であるお客様とのお片付けでこもれび日和が意識していることとは? 幅広い年齢層のお客様とお片付けをして参りましたが、やはりその年代毎に気を付けていることがございます。 例えば、小さいお子さんがおられる世代の方等はお子さんご一緒の場合はなるべく早く切り上げる様にしたり、小さなブロック単位の収納改善を提案させていただきます。 ただ、なるべく早く終わらせたいなどのお客様の強いご希望によっては一日で6時間以上のサポートをさせていただくこともございます。 ですが、 主に後期高齢期に入られているお客様や体力的に難しいと判断させていただいた場合はこれに限らず3時間までで改善させていただくようにしております。 アシスタントを入れてする場合もしかり。所有物の選別をされるのはお客様ですのでご負担軽いにこしたことはありませんから。 ご存知無い方多いですが、要不要の際の選別って脳への負担が大きいんです。 慣れない方だとお疲れでちゃいますからね(^^) 少しずつ進めていただくのがよろしいかと考えております。 ・それまでの収納方法やレイアウトを劇的に変えないコト テレビをみていると、劇的なBefore→Afterで改善されているシーンありますよね。 これ、観てる側としてはとっても刺激的でそのどこの家?ってなAfter具合にわくわくが止まらなくなります。 個人的には、嫌いじゃない。むしろ好きなくらいなんですが・・・ この収納改善方法は、70代の方には向いていないと感じております。 もちろん、改善を考える上で必要な時もあるんですが・・・できる限りは時間を掛けて少しずつ変更していきます。 理由は、急激な収納変更にお客様がついていけなくなるから。 作業後にきちんと説明させていただいてもラベリングを施していても・・・ やっぱり、途中で『あれ?どこやっけ?』となり前あったところをみては『?』と固まってしまう。 あるあるです。 そんな時には、『あれ、どこでしたっけ?』と聞いていただけると即対応させていただいてますが( *´艸`) なるべくは、その様なプチパニックを起こさない収納方法をオススメしております。 ・置いておきたいモノは気が済むまで置いておいていただくコト 所有物を選別する際、迷いなく手放せるものとそうでないものがあります。 不要なのだろうと薄々感じているものの・・・まだ踏ん切りがつかずついつい悩んでしまう。大体、そういう時は置いておきたく方を選択されます。 再度、わたしのしつもんに答えて頂いても悩みこんでしまう場合は、置いておいていただくことにしてます。 なぜなら、今はまだ手放しのタイミングではなないから。 手放しのタイミングはある日降りてくる。それは、2回目の整理でなのか3回目の整理でなのかはわかりませんが・・・ふと、気が楽になる時が現れます。 そもそも、悩んでいる時点で不要なモノなんですがwww 無理に引き剥がす理由がなければお時間作ってさしあげます。 ケガした時のかさブタの様なものです。無理に剥がすと血が混じってたりしますが自然とポロリと剥がれ落ちた時はキレイに傷口が治ってたりするもんです。 なので、 急を要するものでなければ、一旦置いておく。 もちろん、そのまま置いておくわけではありません。悩ましいものだけをまとめ段ボールやスペースに収納し3か月~1年に1回は中身を見直していただくようにして普段使わない様な場所(デッドスペース)に収納させていただきます。 収納している間に必要であれば、出してくればよいですし不要であればそのまま。次に箱を開ける時それまでの間に一度でも必要としていたか? そのモノと距離を置くことで、冷静に、そして客観的にご自身にとって必要なものなのかどうか再確認していただける機会をつくるわけです。 なので、無理にその場で捨てる!ということはしなくとも大丈夫ですからね。 捨てさせられる!などの不安は払しょくし安心してお片付けを進めていただけます。 ←前の記事: 人生の先輩であるお客様とのお片付け。こもれび日和が意識していることとは。 70代のお片付け 洗面所の改善事例 :次の記事→