昨年から、息子さんや娘さん世代からの
ご依頼でご実家のお片付けをサポート
させていただく機会が増えて参りました。
ご依頼主の皆さんが口を揃えておっしゃる
ことはというと
『私が手伝えればいいんですが・・・
手伝うとどうしてもケンカになって
しまうので・・・』
とのコト。
非常にわかります。
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・何年も着ていない服、そしてサイズも色味もデザインも
到底今の母が着れるとは思えない衣類
・頼んでもないのに置いてる自身の幼少期の作品
・遠い親戚やらが写っている古い写真やアルバム
・頂き物だからと捨てれない好みでない食器や雑貨
・いつか何かに使えるかもと溜め込んでる
端切れや毛糸空き瓶空き箱の数々
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いや、だからこんなに溜め込んでどうするの?
と子供ながらにため息もつきたくなるような
モノとその量をみたら嫌味の一つも言いたくなりますよ。
私も仕事を通して学んでなければ
間違いなく実家の母との片づけは
口論となっていたと思います。
我が実家では、母一人住まいには
広すぎることを理由に売却すること
になったのですが
2LDKのマンションに引っ越しする際に
これまでの所有物を生前整理する
必要性が出てきました。
母は嫌な予感がしたのか?
私が到着するまでに自身で箱詰めを終えており、
『箱詰め済んだし、全部持っていくからみなくて大丈夫よ』
と言い張り父の遺品の片づけに注意をそらそうと
してたわけなのですが・・・
そんな母の話を聞きながら・・・
新居に持っていく段ボール箱
全箱開封し、全品要る要らないやらの
整理作業を一緒にしましたら、半分は
不用品であったことありましたからねwww
だから言ったこっちゃない!!
と心の中でガッツポーズで言ってましたが
母に見せる表情は淡々と・・・です。www
実の親だと思うと甘えもあってついつい
言葉も辛らつになりがち。
言われたお母さんも傷ついてしまうので
ついつい本気で抗うわけなのでお互い様
なんですが、何度かそういう母娘口論現場に
居合わせた経験もあり・・・
両者のお話伺いながら、妥協案を提案
させていただいたり違うテーマに切り替え
てみたりと場の雰囲気を変えるようさせて
いただいております。
が、正直よっぽどの普段から仲が良く理解して
差し上げれる関係性が築かれているか、覚悟がない
限りは実家の片づけを母娘で行うということは
されない方がよいのではないかと個人的には
思います。
なかなか進まないのと
お互い傷つけあうので
その後の関係性が悪くなる
等が考えられるからです。
でも、お互いに今のままではダメだ・・・
と気に病んでおられるようならば是非
お片付けのプロに相談してみてください。
お片付けのプロといっても一概にどなた
でもお任せできるというわけではありませんが
(それぞれの得意分野がありますので)