3月は、防災備蓄の見直してみませんか? 2023年03月28日(火曜日) 家庭の備え 毎日の家庭の備え 防 災 備 蓄 収 納 ご訪問いただきありがとうございます。 こんにちは、私は防災備蓄収納アドバイザーの山口麻里です。今回は、防災備蓄収納、定期メンテナンス、賞味期限管理についてお話しします。 最後まで読んでいただければ幸いです。 防災備蓄収納の方法は、2種類あります。 地震などの自然災害はいつやってくるかわかりません。なので、いつ、どこで、どのような災害が起こるかを想定し、備えることが大切です。 防災備蓄収納は、災害時に必要な備品や食料品を備え、早急な対応ができるようにすることが目的です。では、本日はどのように食料品を備蓄をするかを長期防災備蓄収納の事例を通して見ていきましょう。 上記画像にもありますが、備蓄の保管方法は大きく2つあります。 ——————————————– ・ローリングストック ・長期防災備蓄——————————————– ローリングストックは日常的に使う食材を大目にストックし日々使いながら切らすことなく買い足し保管管理していく方法です。 その一方で、長期防災備蓄は長期保存が可能な非常食を選び、一度備蓄したら災害発生の際まで手を付けず長期間ほったらかしにしてても大丈夫。多忙なワーママや小まめな入れ替えが苦手な方に適している備蓄管理方法だと個人的に思います。実際、私も小まめな入れ替えが必要なローリングストックよりは長期防災備蓄収納をメインに自宅の防災備蓄収納を構成しております。 何をどれだけ備蓄したらいいのか? 例えば、我が家の場合は・・・ こちらは、セリアのバンカーボックスを活用し家族3人分の1日の食事をコンパクトにまとめたものです。 こちらは、4日間分用意しており災害時の心理的負担を少しでも軽減できるようにお湯を沸かすだけやそのまま食べれるものばかりでメニュー構成してます。 災害直後に調理できるか否かは、個人の性質にもよるので全ての人に有効な備蓄方法とは思いませんが、大きな地震に遭った後に余震があるかもしれない!?と考える方には適していると思います。 私の経験上、大阪北摂地震があった日は正直調理する気には到底なれませんでした。余震が起こったら速、避難と思っていたからです。 そんな時に、停電中の冷蔵庫の整理をしようとは思いもせずずっと冷蔵庫は閉めたままでした。 ですが、後日のアンケートで実は近隣にお住まいの数十名の主婦の方が地震後に冷蔵庫整理為コンロ前に立ち、在庫整理の為調理していたと聞いた時は驚きでしたが、そういう方もおられるということがわかり妙に納得した次第です。 話は戻りますが、 個人的には余震の心理的不安に備えるためにお湯沸す、最低限の調理で数日は過ごせる様 セリアのバンカーボックスに4日分の防災備蓄食セットを用意しております。 これらの備蓄食セットは、どこに収納しているかといいますと・・・2Fのメイン防災備蓄収納になっているスチールラック棚直ぐに取り出せ、管理しやすい様にセットしてます。 災害時、主婦で母でもある私に何かあった場合でも家族が直ぐに手にとれるようわかり易い場所にしてます。備蓄品を収納する場所も重要です。できるだけ、災害時にもアクセスしやすい場所に保管するようにしましょう。 次に、防災備蓄食の管理に大切なポイントになるのが定期的なメンテナンスです。備蓄品の状態を定期的に確認し、劣化や傷みがないかを確認しましょう。また、食品の賞味期限にも注意が必要です。病院で簡単に診てもらえない薬も手に入らない災害時、賞味期限が切れたものを食べて健康に悪影響を与えたりなんてことになったら大変。賞味期限は美味しく食べる為の期限なので、少々開封期日がずれても基本的には食べれますが保存場所や方法が悪かった古過ぎたりしたらその限りではありません。これらのリスクを避けるためにも賞味期限の管理には注意しておきましょう。 備蓄品は自分で使うために準備するものですが、万が一、自分や家族が災害に遭遇した場合、他の人を助けるために備蓄品を分け与えることもできます。 そのため、備蓄品の量や種類は、自分だけでなく、親戚や友人周りの人を想定して準備することが理想です。(まずは、ご家族分だけで大丈夫です)余裕が出てきたら、これらも考慮し少し大目に備えてみてくださいね。 また、災害が起きた場合には、状況に応じて備蓄品の使用量を調整することが必要です。水不足が予想される場合には、節水を心掛けることが大切です。 また、災害が長期化する場合には、備蓄食品だけでなく、青汁、野菜ジュースや缶詰果物、栄養補助食品も検討するといいですよ。 災害時は、支給される食料がパンやおにぎり等の炭水化物中心とききます。なので、食物繊維やビタミン不足になりがち食べれるだけでもありがたい状況ではあると思いますが可能ならば、栄養バランスも考えて備蓄されるとよいと思います。 防災備蓄収納は、計画的に。 最後に、防災備蓄のためには、計画的に準備することが重要です。なぜなら、防災備蓄は少なからずそれ専用の費用も収納スペースも必要とするからです。 防災備蓄収納は、一日にして成らず。(やまぐちの格言) 備蓄品の種類や量、収納場所などを決める際には、家族や周りの人と話し合い、計画を立てることが望ましいです。 また、定期的なメンテナンスや賞味期限管理を忘れずに行い、常に備えを整えておくことが大切です。 防災備蓄は、万が一の災害に備え、自分や家族を守るための大切な準備です。計画的に準備し、定期的なメンテナンスを行い常に備えを整えておくことで、災害に強い家庭を作ることができます。 是非、皆さんも防災備蓄の準備を始めてみてくださいね。 ←前の記事: 3.11の経験を今に生かす。 お片付けのプロが伝える、推し活グッズの整理収納 :次の記事→