玩具を手放さなかったお子様の【 お別れの儀式 】は、突然はじまったのか?

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日々、遊々の暮らし お片付けを通してお伝えしております

兵庫県 尼崎市 の お片付けの先生 山口麻里です。

 

 
 
 
 
 
 
 
ぬいぐるみのお友達に囲まれて、さようならの儀式をするYくん8歳 (掲載許可頂いております)
 
 
 
昨日の、お片付けサポート
 
玩具の整理、こちらのお宅に伺った当初
 
当時7歳のお兄ちゃんと玩具の整理をさせて頂いた際には
 
ほぼ、全て必要なモノだから と 大量にある玩具を前にも数個の小さいな玩具しか手放さなかったお兄ちゃん
 
その時は、大量にある玩具を1軍、2軍に分類し
 
更には、トミカ、プラレール、LaQ、レゴ、工作、大切なモノ などに分類し 収納させていただきました。
 
その後月日は、流れ
 
 
 
 
2軍にしまいこんだ、玩具と遊ばなくても全然平気だったお兄ちゃん
 
1軍、2軍 交換会の時にも、張り切って交換するも
 
2軍玩具をみて、さほどテンション上がりきらないお兄ちゃん
 
その後更に、月日は流れ
 
 
 
 
 
1軍玩具すら、以前よりも遊ばなくなっていることに気づいたお兄ちゃん
 
2軍玩具も、1軍玩具も含め 一気に手放しはじめました。
 
そして、昨日のお片付けサポートでは
 
それまでは、タブーとされていた分野 
 
大好きな、ぬいぐるみを見て一言
 
「 もう、いらない 」
 
「 さようならする 」
 
 
 
 
だけれど、それまでの無機質なメカ系の玩具と違い、気持ちが残る、お兄ちゃん
 
「 さようならの儀式をする! 」
 
そう言って、ぬいぐるみの玩具を並べ
 
お仏壇から鈴を持ち出し
 
お母さんに、お線香を炊いてもらうようお願いし
 
今までありがとうのお手紙を描き
 
お花を描き
 
準備しはじめます。
 
 
 
「 じゃあ、みんなで儀式に参列しよう 」
 
私からもそう言って、全員で参列
 
チーン の音と共に
 
お母さん、妹さん、ぷーちゃん、私 の4人で静に目を閉じ、手を合わせ、
 
「 今までありがとう、さようなら 」 と伝えました。
 
 
 
 
「 ゴミ収集車の中でぐちゃぐちゃにされたらあかんで 」
 
と心配そうにみながらも、「 ワン太郎 」くんを袋に入れて
 
ゴミ袋の中へ
 
最後まで、バイバイと言いながらも 手放しきったお兄ちゃん
 
 
 
今まで見てきたお母さんは、お兄ちゃんの変化に驚きを隠せない様子でした。
 
 
 
無理に手放さずとも、何度もその必要性を確認することで
 
ある時、それが気付きに変わります。
 
それは、子供だけではありません。
 
もちろん、大人もです。
 
 
 
 
「 今の自分にとって、本当に大切なモノは何か? 」
 
 
 
 
お兄ちゃんの今回の行動をみて、お母さんは何を感じているのか?
 
妹ちゃんは何を感じているのか?
 
 
 
妹ちゃん5歳も、また大好きだった お人形をギュッと抱きしめ 「ありがとう」と言ってお別れしました。 
 
 
 
 
確実に言えることは、こちらのお宅の住環境は、劇的に変わりはじめているコト。
 
快適な家をつくるだけでは、
 
収納をつくるだけでは、
 
一時的にモノを減らすだけでは
 
本当の理想の暮らしを維持することは難しいのが現実です。
 
 
 
住まわれる人の意識も、変わる。
 
 
 
そのお手伝いができる、見守れる幸せ。
 
やっぱり、お片付けの仕事は素晴らしい。
 
お客様と共に、歩む お家のかかりつけ医
 
私もまた、成長させて頂いております。 
 
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。
 
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